骨盤の歪みを予防するには

骨盤の歪みは、生活習慣やクセが起因となっていることが多いです。せっかく骨盤矯正をしたとしても、骨盤を歪ませてしまうような生活習慣・クセを続けていては意味がありません。こちらでは、骨盤の歪みの予防をご紹介しています。

骨盤が歪んでしまう座り方というのは足を組む、横座り、ぺたんこ座りがあります。こういった座り方は左右の重心が偏った状態、または、骨盤が開いた状態となっているので、長時間こういった座り方をしていると骨盤が歪む原因となってしまいます。
そのため、日頃から座るときには骨盤の角度や重心に気をつけることが大切です。
椅子に座ったときには腰の高さより膝の高さが低くなるようにし、背筋を伸ばして座りましょう。また、床に座る場合には正座がおすすめです。

下を向いて歩く、内股・外股で歩く、足を引きずるようにして歩くなどは、骨盤に良くない歩き方です。こういった歩き方は歩いているときに姿勢が崩れたり、重心が偏ったりしてしまうのです。そのため、普段から骨盤を意識しながら歩くことが大切です。
足先がまっすぐに向くように目線を前にし、背筋を伸ばして、かかとから着地するイメージで歩きましょう。
まずは姿勢を意識して、慣れてきたら歩幅を広めにとるようにして歩くといいでしょう。

片足に重心をかけて立ったり、腰が反ってお尻が出た状態で立ってしまうと骨盤に大きな負担がかかってしまいます。
正しい立ち方は、両足を肩幅に開いて両足に重心をかけ、まっすぐ前を見て背筋を伸ばします。きちんと背骨が伸びていても、腰が反ってお尻が出てしまう立ち方は正しい立ち方ではありません。耳たぶ・肩の中心・膝の横・くるぶしが直線に並ぶように立つのが理想です。