知っておきたい産後の骨盤

出産後の女性は赤ちゃんが誕生してうれしいという気持ちになりますが、様々なトラブルに悩まされることも多いかと思います。
とくに産後に多いトラブルは、腰痛、肩こり、尿漏れ、体型の崩れなどではないでしょうか。これらトラブルの原因は骨盤にあると考えられます。妊娠中に骨盤は赤ちゃんの成長とともに変化しています。出産後の骨盤はどのような状態になっているのでしょうか。

妊娠前の骨盤は、左右対称の逆三角形のような形です。しかし、妊娠中期ごろにはお腹が大きくなるため、関節が緩みはじめます。
そして、形は逆三角形から台形のような形に変化します。重心が変わるため姿勢に変化が見られる妊婦も多いでしょう。
妊娠後期ごろになると、赤ちゃんが大きくなるため、骨盤の形はほぼ四角になります。お腹が前に出てくるので腰痛が悪化する方もいらっしゃいます。出産の際には、骨盤が最大限に開きます。最大限まで開いた骨盤も産後には、左右の骨盤が交互に少しずつ縮みながら元の状態に戻ろうとします。

骨盤の緩みは産後に自然に戻るとされていますが、現代の女性は骨盤が戻りにくいといわれています。昔の女性は、運動量が多かったので自然と足腰や骨盤の筋肉が鍛えられていました。例えば、雑巾での拭き掃除、釜戸での食事作り、洗濯物は手洗い、移動はほとんど歩きなど、日常生活のなかで骨盤を鍛える機会が多かったのです。

しかし、現代の女性は様々な電化製品に囲まれた便利な生活を送っているため、足腰や骨盤の筋肉を鍛える機会が失われています。
産後も骨盤が緩んだままですと、様々なトラブルを引き起こすことがあるので骨盤矯正をすることをおすすめします。
産後にしっかり正しい位置に骨盤が戻れるように骨盤矯正の利用をおすすめします。
年月が経過した方も骨盤矯正で不調を解消しましょう。