筋肉の種類と役割

カイロプラクティックは正常な身体機能の維持におすすめのケアですが、特に注目したいのが体中に存在する筋肉との関係です。

筋肉は大まかに平滑筋、骨格筋、心筋の3種類に分けられます。平滑筋は胃や腸などの内臓や血管を動かす筋肉で、生命維持に必要なため自分ではコントロール出来ません。骨格筋は運動をする時に動かす筋肉で、腕や足、腹筋、胸筋などがあります。自分の意思で動かすことが出来ます。心筋は心臓を動かすための筋肉です。筋肉は骨の周りを取り囲んでいて、肩こりや産後の腰痛、生理痛とも無関係ではない背骨や骨盤も筋肉によって支えられています。

筋肉には生命維持にもつながるいくつかの役割があります。まず思いつくのが、骨と連携して身体を動かす役割です。
さらに動かすことによって糖・脂肪を消費し、熱エネルギーに変える役割もあります。また、体中に張り巡らされた血管を動かすポンプの役割も担っているため、体中に効率よく栄養を届けるためには筋肉が持つ役割がとても重要なものになります。他にも骨や内臓などを取り囲み、外部からの衝撃を吸収するクッションの役割も持っています。スポーツ障害で腰痛や膝痛にお悩みの方も多いですが、柔軟性があり瞬発力のある筋肉は怪我の防止にもつながります。

筋肉のケアとしておすすめなのは、適度な運動とアイシング、休息、栄養補給です。例えば、運動の後アイシング、その後ゆっくりお風呂に浸かりながらマッサージをすると筋肉に溜まった疲労を癒すことが出来ます。また、脳は神経によって指令を伝えて筋肉を動かしていますが、カイロプラクティックが持つ目的の1つとして、全身の筋肉や神経の働きを整えるというものがあります。筋肉をケアするのならば、カイロプラクティックを取り入れてみてはいかがでしょうか。