骨盤歪みの様々な要因

骨盤ケアをお考えの方もいらっしゃると思いますが、骨盤が歪んでしまう原因にはどういったものがあるのでしょうか。
骨盤ケアをするには歪みの原因を把握し、対策を考えなくてはなりません。

骨盤は、骨盤内の筋肉が内側から引っ張り合いをしてバランスを保っています。しかし、運動不足による筋力の低下により、この引っ張り合う力が弱くなり、骨盤が歪みやすくなってしまうのです。また、骨盤を外側から支えている背筋群や太ももの裏側にあるハムストリングスも骨盤を引っ張り合ってバランスをとっているので、運動不足は骨盤を歪ませてしまう原因となります。健康維持のためにも適度な運動やスポーツを定期的に行うことは骨盤にとっても良いことなのです。

悩みごとや心配ごとがあると、視線が下に落ち、おのずと姿勢が前かがみになってしまいます。これは、過度なストレスがかかるとそこから逃避しようと、大事な内臓を守るために背中を丸める動物と同じことです。私たち人間も、身の回りのストレスをうまく処理できなくなると胸郭が閉じ猫背になってきます。猫背の状態は骨盤が正しい位置にない状態で、そのまま歩いたり立ったり座ったりしてしまうと骨盤の歪みの原因となります。

柔らかすぎるベッドは体が沈み込んでしまうため、体重が上手く分散されません。そのため、腰が沈み込んでしまいます。
また、寝返りもしづらくなるため骨盤だけではなく全身に影響を及ぼしてしまいます。また、硬すぎるベッドの場合も、出っ張っている肩甲骨や骨盤に力が集中してしまうため、大きな負担をかけてしまいます。そのため、自分の体の凹凸にフィットした寝具を選ぶことが大切になります。